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シンガポール多目的ホールグランドブレーキングセレモニー

3月 30, 2012 カテゴリー:2012年(アーカイブ) 活動履歴 活動記録

シンガポールで集められた東日本大震災の義援金7億円を使い、陸前高田市に建設される多目的ホールの寄贈式典は17日、同市役所仮庁舎で行われた。多目的ホールは水没した市民会館や市ふれあいセンターなどに代わる施設で、災害時は防災拠点の一つにもなる。高台に造られ、2013年度中の完成を目指します。
 関係者約80人が出席した。同国政府のマサゴス・ズルキフリ国務大臣は「陸前高田を訪れて被害の大きさを目の当たりにし、ホール建設の意義を感じた」と述べ、戸羽太市長は「市民が復興へ向かう勇気をいただける」と感謝した。
 多目的ホールの建設地は、同市役所仮庁舎西側の山林。
6、7月ごろから造成を始める。
延べ床面積2500平方メートル。
屋上には太陽光発電施設やヘリポートを備え、万一の場合には防災拠点施設として機能する。
 建築家の丹下憲孝さんが、建物の概要を説明し「父の丹下健三の時代から旧ユーゴスラビアや阪神大震災後の建物の設計に携わってきた。
陸前高田の伝統である気仙大工の技や気仙スギなどを設計に取り入れたい」と語った。
この事業はAidTAKATA代表村上のコーディネートにより進めらています。

  司会Aid村上代表
マサゴス・ズルキフリ国務大臣 記念植樹
多目的ホール模型&パース