陸前高田市長メッセージ
陸前高田市長 戸羽 太 |
私が市長に就任して一ヶ月の間もない頃に、この震災が発生し,副市長も不在なままの体制で、事の対応に当たらなければならない状況でした。
政府や関係機関からの支援がままならない中、いち早く声をかけてくれ、支援団体を立ち上げていただいたのが、当市出身で私の古くからの知己である、元・UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)幹部の村上清さんでした。
彼は当市出身の関係者や団体へ声をかけ「陸前高田市支援連絡協議会AidTAKATA」を設立し、早速総力を挙げて復興支援の体制をとってくれました。
毎週末、Aidのスタッフと陸前高田に訪れ復興対策のサポートや具体的な支援プログラムを提案し、実現して下さいました。
村上さんのコーディネートにて、数ヶ月という短い間でシンガポール政府 より7億円の多目的ホール建設資金の寄付をはじめ、米国や各国からの支援をいただけるようになっております。
当市出身の方々をはじめとして、全国・世界中の皆さまからのこころ温まる支援が、我々にとって何よりの支えになります。
これからも、Aid TAKATAの皆さまのネットワークをご活用いただき、国内はもとより世界各国からの引き続きのご支援を心よりお願いいたします。
陸前高田市長 戸羽 太