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青空いっぱいに虹を

9月 17, 2011 カテゴリー:活動記録

日時:2011年9月11日(日)
場所:川崎市国際交流センター(元住吉駅)
震災から6か月。元住吉に住む陸前高田に縁もゆかりもないボランティアスタッフたちが、「縁もゆかりもないからこそ支援をする」をモットーに震災6か月を振り返って、ミニ写真展を開催しました。
AidTAKATAからは被災地の写真パネルと高田高校の被災状況パネルを提供。
陸前高田出身者で始めたAidTAKATAの支援が、次の新しい輪を作って、まるでバームクーヘンのように一回り大きくなりました。
「支援の声を視覚化する」をテーマに、「陸前高田のわらすっこへ」支援者の笑顔を取り続けたフォトメッセージも展示しました。
twitterの呼びかけだけで本当に多くの方々が、急なイベントだったにもかかわらず足を運んでくださいました。また国際交流センターの利用者も、印象的な被災地写真に足を止めて真剣に見てくださいました。その中には、自身が被災しながらも子どもたちの幸せを願う陸前高田市民の
フォトメッセージに声を詰まらせる方もいらっしゃいました。
何よりも、今回の写真展には多くの若い夫婦のみなさんや、子どもたちが参加してくれて、それぞれの視点で被災地を心配してくださいました。
皆さんのひとつひとつの思いは、必ず現地へとお届けします。
14:46からは「青空いっぱいに虹を」というタイトルで、シャボン玉を一斉に空に吹くイベントを行いました。朝、降っていた強い雨も、昼にはすっかりと青空になり、そしてタイミングよくイベントの終わりころにまた雲が出てきました。
子どもたちが参加してくれて、未就学児から中学生ぐらいの子までが、シャボン玉も大量に空へと浮かべました。
「このシャボン玉は、天国まで届くの?」
という子どもの声が、空の青さの中、とても印象的に胸に響きました。
写真展を見に来て下さった方からは、やはり陸前高田の復興がどれぐらい進んでいるのか、支援は行き届いているのか、といった質問が寄せられました。特に、お子様連れの方が多かっただけに、子どもの生活や学習面の心配をされている方が多かったように思います。
元住吉は子どもが多く、若い夫婦に人気のエリアだけに、こうした取り組みにもとても好意的でした。今後とも、継続的に元住吉で広報活動を展開して、引き続き多くの方々に協力していただけることを願っています。
今回は、急な出展にも快く対応していただき、また夜間の搬入や企画の変更に対しても全面的に協力をいただいた国際交流センター職員の方々にはこの場を借りて、深く御礼申し上げます。
また開催にあたり、準備段階よりご協力くださいました、関塾元住吉教室、フォレストコーヒー、ボランティアスタッフの皆様にはこの場を借りて、厚く御礼申し上げます。

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