スマトラ沖津波に耐えた「一本松」
7月 19, 2012 カテゴリー:活動記録
日時: 平成24年6月30日(土))場所: インドネシア文化宮(高田馬場)
インドネシアの被災地から陸前高田へ、「一本松」のプレゼントを−−。
04年12月のスマトラ沖大地震による津波を生き延びた、「海の松」(モクマオウ)と呼ばれる樹木と同種の苗木と種が、東日本大震災の津波に耐えた「奇跡の一本松」で知られる岩手県陸前高田市に贈られました。
苗木などを贈るのは、アチェ州バンダアチェ市のサクラ・ゾフラ・ナルカヤさん(66)。
サクラさんは唱歌の名曲「早春賦」を作詞した吉丸一昌さんの孫に当たる日系2世で、04年の津波で孫と自宅を失われた。
報道で陸前高田の一本松が立ち枯れ状態にあると知り、自分も被災後、市北部のウレレ海岸に一本だけ残った「海の松」に勇気づけられたことを思い出し、苗を贈ろうと決め、墓参のための来日にした。
30日、東京都新宿区のインドネシア文化宮で、陸前高田市で被災者支援を続けるNPO法人「Aid TAKATA」の村上清代表に手渡され、同市に届けられます。
傍らでは、「たかたのゆめちゃん」が大きな瞳で式典を見守ってました。(東京新聞引用)